親日国は世界で多く見られるが、日本人がよく知っている親日国はトルコではないだろうか。
トルコでは毎日のようにニュースで日本の報道が流れますし、トルコの街を歩いているとペラペラな日本語を使って話しかけられたりもします。
そもそもなぜトルコは日本がこんなにも大好きなのでしょうか。
親日国になった理由
エルトゥールル号遭難事件
エルトゥールル号遭難事件(エルトゥールルごうそうなんじけん)とは、1890年9月16日に起きた出来事でオスマン帝国の軍艦エルトゥールルが、現在の和歌山県東牟婁郡串本町沖にある紀伊大島の樫野埼東方海上で遭難し500名以上の犠牲者を出した事件です。
その際に、生存者は数十メートルの断崖を這い上り灯台守に遭難を知らせ助けを求め、通報を受けた大島村(現在の串本町)の住民は総出で救助と介抱に当りました。台風の影響で大島村の住民も漁に出られずに蓄えが僅かだったのにもかかわらず、非常食や衣類を提供し献身的に救護を務めました。
この日本人の献身的な対応によって、トルコ人は日本人に感謝をしており、和歌山県串本町とトルコのヤカケント町、メルスィン市は姉妹都市にもなっています。
この事件がトルコが日本を大好きになる大きなスタートとなりました。
日露戦争での勝利
日露戦争で日本がロシアに勝利したことは皆さんもご存知かと思うが、この勝利がトルコが日本に感謝している1つでもあります。
なぜなら当時ロシアに近いトルコは常にロシアからの脅威に曝されていましたが、ロシアは強国のためどうすることにもできませんでした。
そんな時にあのロシアのバルチック艦隊を撃沈したことによりトルコだけはなく世界が驚きました。
この日本の勝利によってトルコが日本を好きになることとなりました。
トルコに中国人観光客が増加中
親日国であるトルコに現在中国人観光客が押し寄せています。
世界中どこに行っても中国人は多いのですが、例年に比べてトルコが増えています。
その理由としては、トルコリラの急落です。
為替の影響を生かして中国人はすぐ旅行に出かけているんですね。
トルコ旅行の価格が20~30%値下がりしており、旅行客が前年同期比68%以上の伸びとなっています。
為替の影響でこれだけ影響を受ける中国人のため、日本も為替を円安に持っていけば観光客も増加するかと思います。
特に東京オリンピックが開かれる2020年には、4000万人の外国人観光客を目標としているため円安にすることでそのメリットによってさらに観光客も増加する作戦を取るのがいいかと思います。
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