今や中国人は世界各国に旅行をしたり、住み着いたりしている。
そんなお金持ちの中国人が色々な旅行をした中で最も評価が高かった国が「日本」であった。
この調査は世界最大級のホテル予約サイト、Hotels.com(ホテルズドットコム)が中国人の海外旅行の動向を調査した結果である。
「訪れた国」
「最も歓迎されたと感じた国」
「写真や動画をSNSでシェアする旅行先」
上記の3つ全てで1位を獲得。
- 訪れた国ランキング
2位:香港
3位:アメリカ
4位:フランス
2017年の調査では、下記となっており日本がトップに躍り出た。
第1位:香港
第2位:日本
第3位:米国
2020年に控える東京オリンピックで外国人観光客が増加しているが、中国人は日本の料理、日用品、観光地、不動産など幅広くに興味があり、日本ブランドが大好きなのである。
これは中国ブランドがあまり信用できないという中国人が感じていることから富裕層が日本の品質を求めている傾向にあるということがわかる。
- 最も歓迎されたと感じた国ランキング
2位:タイ、香港
3位:韓国
4位:オーストラリア
日本は「おもてなし」精神が全国民に浸透しており、非常に人に対して優しく親切である。
私も中国に住んでいた時に、日本に住んだことがある中国人は「日本は誰もが親切であり、困ったことがあった際には真摯に対応してくれる」と答えていた。
このおもてなしは世界各国に広がっており、ロシアワールドカップでも会場のゴミ拾いを日本サポーターはしていると高評価であった。
また日本国内には、外国人観光客向けに対応している店が増えている。
例えば、ホテルに外国語を話せるスタッフを置いたり、支付宝(アリペイ)、微信(ウィーチャット)など中国人のキャッシュレス文化をしっかり日本でも取り入れたりしている。
このような中国人の対応が今回非常に好評化であった。
- 写真や動画をSNSでシェアする旅行先
2位:タイ、香港
3位:韓国
4位:オーストラリア
日本の料理や文化は中国人にとっては魅力的である。
それ以外にも日本を魅力的に感じる部分は多く、また日本に訪れたいと思う中国人も多い傾向にある。
また、中国では1990年代以降に生まれた若者を90后(Jiǔ Líng Hòu)と呼ばれており、今までの中国人とは変わってITを駆使して情報を習得しているため、今までの中国の情報操作を受けずに世界から正確な情報を受けている。
そのため、中国国内では、高齢者の人達は日本をあまりよく思っていない方も一定数いるのだが、90后(Jiǔ Líng Hòu)は全くそのようなことはなく、むしろ日本が大好きであり憧れの国として考えている。
そのため、90后(Jiǔ Líng Hòu)は、東京、大阪、京都といった主要都市だけでなく、目的に応じて色々な場所に訪れる傾向である。
例えば、映画・ドラマ・アニメのロケ地になった場所や美術館などが多い。
今や日本の文化は世界的に広まっており、その代表がアニメである。
日本から始まったコスプレ文化も世界で広まっており、コスプレイベントが毎週、毎月行われていたりもするのである。
日本ではあまり有名ではないが、海外でコスプレヤーとして人気を得ている者もいたりするのである。
日本のコミケはコスプレヤー達に人気があるが、このコミケも今後世界へと広がっていくと考えられる。
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