
HSK5級の合格体験談-40代前半専業主婦-

中国語の勉強は、大学時に中国語を第二外国語として選択したのがきっかけです。アジア圏の文化を勉強しようと思っていたため、選びました。それからかれこれ20年以上、途中ブランクはありますが、中国語の勉強を続けています。今は、学生時代と違い、まとまった勉強時間が取れないのが悩みです。
質問1:中国語の何の資格を保有しているのか?
HSK4級、HSK5級
質問2:そもそもなぜ中国語の資格を取ろうと思ったのか?
中国語を使った仕事をする上で、自分のレベルを再確認するために受験しました。学生時代、旧HSK試験は受けたことがありますが、新HSK試験はこれが初めてでした。何級を受験するかは、HSKの公式ホームページに掲載されているレベルチェックを行い、5級なら大丈夫そうだと思い選びました。受験まで時間がなかったことと、受験料が高いこともあり、できるだけ一回で高得点を取りたかったので、背伸びはせずに挑みました。
質問3:受ける前にどんな勉強法でどれだけ勉強したのか。
大学生の頃は、NHKのラジオ講座のテキストや中国人留学生との相互学習で勉強しました。会話を教えてもらうのみならず、留学に餃子を作ってもらったりと、楽しい思い出がいっぱいできました。その時は文法や読み書きよりも、正しい発音や話せるようになることを重視していました。
あとは、中国ドラマです。中国ドラマには全て字幕が付いているので、わからない単語が出てきたら辞書を引きながら見ていました。
現在は、NHKのラジオ講座であるレベルアップ中国語講座を継続的に聞き、NHKWORLDの放送も聞いています。
今は、作文力を上げるためにこの教材を使って作文の勉強をしています。
HSK5級だけの対策でやったことは、株式会社スプリックスという出版社から出ていた、HSK5級の公式過去問集を購入して一通りやりました。
受験を決めてから2か月しかなかったのと、子育てや家事もあることから自由な時間が少ない状況でした。そのため、家事をしながら聞き流して勉強するというスタイルが多かったです。
私の場合、中国語の聞き取りや会話は問題ないのですが、今まで文法の勉強をなおざりにしてきたので、あやふやなままでした。これを機に、ネットで検索して評判の良かった、相原茂著のWhy?にこたえるはじめての中国語の文法書新訂版を購入し、一から勉強し直しました。意外と効果があり、「だからこういう風な語順になるのか!」と今さらながら目からうろこが落ちることが多く、かえってスッと中国語の文章が頭の中に入ってくるようになりました。
質問4:どのような教材があるのがベストだと思うか。
ミステリー仕立てや、ファンタジー仕立てなど、ストーリー性がある教材は続きが気になるので、嫌でも読んでしまうし身につくと思います。
質問5:これからも上位資格取得のために勉強をするのか?
HSK6級の最上級があるため、いつかは取得したいと思っています。
質問6:試験に際して心がけたこと
リスニングは、聞いている最中に知らない単語が出てきて、頭の中が一時停止状態になると、どんどん聞き逃してしまうので、とにかく頭の中をストップさせないことに集中しました。
読解も、知らない単語に出くわしたり、文章の意味を考え込んでしまうと、ストップしてしまい時間がなくなるので、とにかく読むスピードを落とさないように気を付けました。読解は慣れですから、時間があれば、過去問や模擬問題を多くこなせばいいのではないでしょうか。
私の場合、頭を悩ませたのが「写作」です。中国語作文など久しぶりすぎて、自分のレベルが分からず、採点してもらうにも中国人の知り合いもいません(笑)とにかく自分なりの回答をつくり、次に模範解答を書き写すくらいしかできませんでした。どんなに簡単な表現になろうとも、自分の知っている単語と文型を総動員して、作文するしかありません。そんな感じでしたが、8割以上取れていたので、びっくりしました。
でも、5級は単語を用いて文章を作ったり、写真を見て文章を考えればいいだけなので、かなり自由に書けます。ちょっと恥ずかしいくらいの簡単な文章でも、文法が合っていて、かつ、文字数をクリアしさえすれば、OKなのではないかと思います。
HSK5級の合格体験談-30代前半 専業主婦-

新HSK5級と中国語中高の教職免許です。
質問2:そもそもなぜ中国語の資格を取ろうと思ったのか?
イギリスとオーストラリアに留学経験もあり、そこで中国人と何人か出会うが、何を考えているのかわからなかった。知りたいと大学で専攻しました。
質問3:受ける前にどんな勉強法でどれだけ勉強したのか。
学校やサークルに通い、スカイプ中国語もやりました。
質問4:どのような教材があるのがベストだと思うか。
HSKの場合は、過去問と出版社が出している対策本が適切だと思います。私も対策本をやって過去問を2回繰り返したらかなり身につきました。
質問5:これからも上位資格取得のために勉強をするのか?
現在は友人の中国人と週1でスカイプを使って相互勉強をしています。そのため、できれば新HSK6級を取りたいです。
質問6:中国語圏に留学・住んだことがあるか。
大学2年生の時に1年間広東省の中山大学へ交換留学しました。
HSK5級合格に向けてのアドバイス
私は現在専業主婦をしていますが、大学2年生の時に1年間だけ広東省の中山大学に留学をしています。また、イギリスとオーストラリアにも留学経験があるため、英語は普通に話すことができます。そのため英語はある程度のレベルに到達したのと、留学中に中国人も多く留学していて触れ合う機会がありました。しかし中国人の方は文化が違いすぎて、戸惑ったこともあります。そこで初めて中国語を学んで中国語で会話ができたらもっと仲良くなれると思いましたし、中国人がどういう風に考えているかなどを知れると思いました。
それがきっかけで大学2年生の時に留学をしようと決めたのですが、1年間の留学でもかなり上達してHSK5級にも合格できました。
大学卒業をした後もすべて語学を使う業務でしたし、中国人の華僑や台湾人と一緒に勤務をしていましたので、かなり中国語が上達したと思います。さらに今ではブラジリアン柔術をやっているためポルトガル語にも挑戦していたりと語学への探究心がかなりある方です。
結婚してから専業主婦として仕事をしなくなってしまったのですが、今ではちょっと中国語レベルが落ちているとは思います・・・。
基本的に留学をする前とした後での勉強は基本的には変わりませんが、とにかく中国人の方と話すようにしていました。話の中でわからない単語が出てきてばかりだと全く理解ができないので、単語は頭に多くインプットしておいた方がいいので毎日こちらの教材を使って勉強していました。
単語を頭にいれてあとは実践あるのみだと私は思っています。
もし留学ができないという方であれば、スカイプで中国語のレッスンをやるとこもあるため、そこで学ぶといいと思います。
私の場合は、中国人の友人とスカイプで会話をすることで自分を高めています。
またこの発音教材を使ってで毎日中国語を発音&聞くのもすごくいいと思います。とりあえず毎日やることがものすごく大事なので是非頑張ってください。
HSK5級は、中国語の新聞・雑誌を読んだり、映画やドラマを見ることもでき、最終的にはスピーチもできるレベルとなっています。4級と比べても倍の2500語を覚える必要が出てくるためかなり難易度が一気に上がります。
そのためHSK4級まで一発で合格してきた人でも多少てこずってしまうレベルかと思いますので、気合いを入れて勉強する必要があります。
そんなHSK5級に合格した人達の体験談を集めましたので是非参考にしてください。
HSK5級に2ヶ月で受かる勉強法と裏技について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。