HSKは中国政府公認の中国語資格として知っている方も多いのではないでしょうか。
私も新HSK6級を取得しておりますがある程度の中国語を話すことができます。
そのため中国語を学習している人にとってはHSKを合格することが目標となっています。
しかし、HSKを取得したからといって中国語を流暢に話せる人は意外にも少ないです。
なぜならスピーキングの問題はないから!
つまり、スピーキングのレベルを証明したいのであればHSKの口述試験も取得することが望ましいです。
このHSKの口述試験はHSKKと言われており、初級・中級・高級があります。
今回は、そんなHSKの口述試験であるHSKKの初級についてご説明していきます!
目次
HSK口試(HSKK)初級の概要について
HSK口試(HSKK)初級のレベルは、
「日常話題を聞き取り、また表現することができ、基本的なコミュニケーションを行うことができる」ことです。
【学習目安】
200語前後の常用単語を習得している人が対象となります。
主に週に2~3回の授業を半年間(1学期)~1年間(2学期)程度の学習者を対象としています。
しかし、私が受けた感じではこれ以上のレベルが必要だと感じました。
なぜなら上記の目安に合わせるとHSK1級〜2級の合格者ぐらいになります。
私はHSK3級を合格した時にHSK口試(HSKK)初級を受けたのですが、正直HSK2級を合格したレベルの時に受けていたら確実に合格できていなかったと思うからです。
そのためHSKでしっかりと中国語のレベルをあげた上でHSKKを受験することをオススメします。
HSK口試(HSKK)初級の試験内容
【点数と評価】
HSK口試(HSKK)初級は、100点満点で評価されます。
合格基準は、60点(6割)以上のスコアで合格となります。
【試験内容】
HSK口試(HSKK)初級の試験内容は、合計27問になります。
3分野に分かれており、全て録音方式のテストとなります。
録音されていると緊張してちょっといつも通り話せなくなるので緊張しないようにしてください。
もちろんですが、HSKKの放送は全て中国語で行われますので事前にどのような試験なのかは頭に入れておくことをオススメします。

それでは実際のHSK口試(HSKK)初級の試験詳細を説明していきます。
こちらは15問出題されますが、単純に復唱すればいいだけです。
各問7秒間だけ録音されますので、復唱は素早く実施いたしましょう!
こちらは発音が正しいかを見ているので慌てずに発音をしっかりとするようにしましょう。
ちなみに問題文は一度しか読まれないので、気をつけてください。
HSK口試(HSKK)初級の第2部分は、約10問あります。
こちらは聞き取りになりますので、しっかりと聞いて正確に回答して下さい。
HSK口試(HSKK)初級の第3部分は、2問だけです。
読み取りになります。
メモを取ってもいいのですが、しっかりと聞いて内容を把握していないといけないので結構難しいと思います。
私はこの読み取りの分野が得意ではないのでこの時はかなりメモするようにしていました。
HSK口試(HSKK)初級の内容はなんとなくわかったかと思いますが、どのように試験対策をしたらいいのかわからないかと思います。
そんな方に私が実践したHSK口試(HSKK)初級の試験対策方法をお伝えしていきます。
HSK口試(HSKK)初級の試験対策・合格法
みなさん、中国語の資格というとHSKを取得します。
しかし、HSKKを受験する人は少ないのであまり情報が少ないです。
そんな情報がなくて困っている方に私の経験談からお伝えしていきます。
まず、HSKと同じですが過去問をやって下さい!!!
過去問で試験の傾向などを把握しないことには試験中に焦ってしまいますし、本来の自分の力を発揮することができません。
このような試験で過去問をやらずに受けることは本当に無謀に近いと思います。
余程のレベルであれば過去問を解かずに合格することもあるかと思いますが、過去問を解くだけで合格率が格段に上がります。
基本的にHSK口試(HSKK)を受ける人はHSKに比べてかなり少ないので試験本がほとんど販売されていません。
本屋でも見かけたことがないです。
そのため私はアマゾンで購入をオススメします。
本屋にない本を購入できるのがアマゾンのメリットでもありますが、
アマゾンで本を購入するとポイントが付与されます!
さらにアマゾンだと翌日に届けてくれるので買いに行く手間・時間も短縮できるのでその分勉強に当てることができ効率的です。
アマゾンで探すには下記からすぐに商品詳細ページへ飛ぶことができます。
ちなみにHSK口試(HSKK)の過去問は、初級・中級・高級の3つが1つの本に入っており、試験各5回分を収録しています。
こちらの本を購入することでHSK口試の過去問対策は完璧です!
さらに本には音声のダウンロードもついています。
ちなみにこちらの過去問題集は、HSK日本実施委員会公認のため、当日の試験の流れや試験中の試験官のセリフなども詳しく解説してくれます。
中国語でしか流れない放送を日本語で事前に頭に入れておくことは本当に重要!
試験本番でも焦らずに自分のペースで試験に挑むためにもこの過去問で試験の疑似体験をしておきましょう。
また過去問を解くだけでは厳しいでしょう。
やはり単語の勉強も必要になってきます。
HSKを受けずにHSKKを受ける人はいないと思うのでこちらの単語の勉強をしていない人はいないかと思いますが、一応ご紹介しておきます。
HSK口試(HSKK)初級の単語
HSK口試(HSKK)初級は、HSK1、2級のレベルになってきますので、下記の単語帳を使用して勉強をして下さい。
こちらの単語帳は、HSK1級〜4級まで対応できます。
つまり将来的にHSK口試(HSKK)中級ぐらいまで受けたい人はこれ1冊買えばOKということになります。
ちゃんと級ごとに分かれているので全てがぐちゃぐちゃに混在しているわけではないので安心してください。
この単語帳のいいところは、例文が付いているのとCDが付いているところです。
中国語を耳に慣らすことでこのCDを活用することはオススメです。
HSK口試(HSKK)初級合格の裏技勉強法
HSKとは違い、スピーキングの試験は本当の中国語のレベルを問われます。
HSKの上位級を取得していても中国語を話せない人はかなり多く、それはHSKの試験内容にはリスニング、リーディング、ライティングしか入っていないからです。
そのため、スピーキングの要素が必要ないためあまり勉強をしない方が多い。
だからこそこのHSK口試(HSKK)はHSK上位者でも難しい試験になります。
私はHSKの試験対策でもお伝えしてきましたが、中国語を話せるようにならないと実践では全く使えません。
実際に中国人を前にして中国語を話せないことには全く意味がなくなってしまいます。
私は上海に留学をしていましたが、生きた中国語を学ぶにはやはり勉強が必要です。
単純に話しているだけでは身につきません。
勉強をただすればいいというものではないのです。
それぐらいスピーキングは難しい・・・
HSK口試(HSKK)を受ける方には確実に私がオススメしていた教材で勉強をしてほしい!
そして本当の中国語のレベルをしっかりと身につけてほしい!
私がオススメする教材は私の中国語のレベルを一気に引き上げてくれた教材であり、私の実体験からかなりオススメできます。
この教材は、中国語を話せるようになるときっとあなたの将来に役立ちます。
実際に私のキャリアにおいても中国語はかなり効果的です。
またプラベートでも中国語を話せるというだけで一目を置かれます。
英語を話せるのよりも中国語を話せる方が周りからの評価は高いです!
なぜなら英語はみなさん一通り理解しましすが、中国語に関しては、「你好」「谢谢」しか知りません。
そのため中国語を話せるだけですごい!!と感じてもらえます。
この中国語は将来世界的に重要な言語になっています。
私が留学していた大学でもヨーロッパ人が非常に多かったです。
なぜならヨーロッパには中国企業が多く進出していますし、チャイナタウンがその国々あります。
中国の経済力をかなり評価しており、中国語を話せるだけで給料の高い職を見つけることができるそうです。
そのためヨーロッパの優秀な学生がこぞって中国語を学びに来るのです。
あなたも是非生きた中国語を学び、優秀な人材へと変貌して下さい。
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