英検1級保有者が教えるスピーキングの点数を上げる勉強上達法

Kasumi
英検1級とIELTS 6.5点を保有している私が、スピーキングの点数を上げる勉強上達法についてご説明します。

英検1級とIELTS 6.5点の資格証明書は下記になります。

英検1級合格証

IELTS合格証

英語スピーキングは誰でも上達することが可能


スピーキングって、留学しないと上達しないと思っている人が沢山います。
たしかに、留学すれば毎日ネイティブの英語にふれることができるし、英語を話すしかない環境なのでスピーキング力は自然と鍛えられますし、上達スピードも早いです。

しかし、日本から出なくてもスピーキング力を伸ばすことができます!!
なぜなら私は、高校生の時に英検1級に合格したのですが、海外経験は0の状態ですし、英会話を習ったことも一切ありませんでした。

このような話をすると、私に元々英語の才能があったみたいに聞こえるかもしれませんが、英語の才能もないと断言できます。

なぜなら英語のテストは平均点でしたし、スピーキングは特に苦手で、全く話すこともできませんでした。

そんな英語が苦手だった私が、英語はとても大事ですし、できると何よりカッコイイ!!と思えたので勉強を始めたのがきっかけです。

私も英語を勉強をし始めた時は下記のように困っていました。

  • 留学したいけどできない

  • 本を買ったけどうまくいかない

  • 話す機会がないから、どう練習すればいいかわからない

実際に留学するにはお金も時間もかかりますし、英語の本も中々進まないし、英語を話したいにも話す機会がありませんでした。

そこで今回は、そんな私がスピーキングに自信を持てるようになった方法4つを紹介していきます!!

【スピーキング上達方法①】話すための単語の勉強法を知る


まず、英語を話すようになるには英単語を知らないことには始まりません。

赤ちゃんを見ればわかりますが、まずは親が話していることを耳で聴きながら、口元で口の動かし方をみて、自分で発音をする練習をします。
それを何回も、何年も繰り返すことで単語を1つ1つ覚えていきます。

そのため単語を知っていることは、話すことの基本になります。

しかし今まで学校でやってきた単語の勉強法って、実はスピーキングにはあまり向いていません。

これは私が英語を話せるようになってから気づいたことですが、より学年が上がることに難しい英単語が出てきても使う場面がありませんでした。

それよりも中学単語だけで話は伝わりますし、難しい単語を言っても外国人に伝わらないこともあります(母国語が英語圏の人には伝わりますが不思議がられることもあります)。

もちろん学校や先生によって差はありますが、たいていは教科書や単語帳で英単語とその日本語訳をひたすら書いてスペルを覚えるような方が多いかと思います。

この方法は、単純に英単語と日本語訳を沢山覚えて問題を解くような受験勉強には向いているんですが、スピーキング力とは紐づいていません。

なぜなら、スピーキングは英語の音で覚えていないと実際に話す時に使えないからです。

たとえば私が苦戦した単語に ”anxiety” っていうのがありまして、意味は「心配・不安」です。
スペルも意味も勉強したんですが、発音は意識してませんでした。
そのため実際に「アングザイエティ」っていわれた時に、自分の頭で”anxiety”が思い浮かばずに全くわかりませんでした。
このように必死に英単語を勉強しても音を知らないことには全く意味がないので、個人的にはスピーキングの勉強に単語帳をひたすら覚えるのはオススメしません。

そこで私がオススメしているのは、洋画やニュースを見ていて、知らない単語が出てきたらすぐに調べて、音と意味と使うシーンを紐付けて覚える方法です。
日常で使う英単語を覚えるならこの方法で十分ですが、もしそれでも単語帳を使いたいという人は、CDで音を聞きながら意味と紐づけて覚えるようにしてください。
このようにネイティブがどのように発音するかを知っておくのが大切です。

【スピーキング上達方法②】英語のニュースや洋画を見る


ニュースや洋画は単語を覚える以外にも非常に役立つので、毎日短時間でいいので集中して勉強してみてください。
慣れないうちは字幕を見てもOKです。とにかく毎日少しでいいので実践することが大事です。

特に注目してほしいのが、「ネイティブがどういうシーンでどういう表現を使うのか」という所です。
スピーキングが苦手な人にありがちなのが、日本語をそのまま英語に訳せば伝わるという誤解です。
もちろん伝わるときもありますが、日本語には英語にはない表現がたくさんあります。

たとえば「お疲れ様」や「ご苦労様」です。
これを英語に訳すことは不可能で、シーンによって言い方が変わります。

そのため「つかれ」や「苦労」をそのまま訳そうとしても伝わりません。
同じ場面で使われるのは、“Good job”になります。
このように、英語には英語ならではの表現があり、それを学べるのがニュースや洋画です。特に洋画や英語のドラマは日常会話が多いので、くだけた表現も学べるのでとてもオススメしています。

【スピーキング上達方法③】大事なことは先にいう


既に知っていることかと思いますが、英語と日本語は語順が違います。
日本語では話の要点は最後に来ることが多く、結論までに時間がかかります。

例)昨日の午後は図書館で勉強した

この文では、いちばん伝えたいところ(=勉強した)が最後の部分になっています。
これが英語では逆です。

例)I studied at the library yesterday afternoon.

伝えたい部分(= I studied)が最初に来ていますね。
これは一文だけの話ではなく、長めの会話やプレゼンテーションでも同じことです。

英語ではまず結論をいって、それから理由→具体例の順で説明していきます。
日本語みたいに最後に結論を言おうとすると、何の話がしたいのか最後までつかめず、聞いている側は困ってしまいます。

他にも、理由を説明するときは最初に「〇つの理由があります」と前置きするアイコンタクトやジェスチャーをするなど、少し意識するだけで伝わりやすくなります。

【スピーキング上達方法④】日常生活で使う


上達方法で最も大事なのが常日頃から使うことです。
先程までの上達方法3つができても、勉強したことを実際に使えなければ意味がありません。

そのため伝わらないかもしれない、間違えて恥ずかしい思いをするかもと、不安になる気持ちはよくわかります。
しかし、それではいつまでたっても喋れるようにはなりません。

独り言でも、ぬいぐるみ相手でもかまわないので、普段から英語で話してみましょう。
とにかく口に出すことで口が単語を覚えたりするのでとてもオススメです。

英語学習者の日本人の多くはライティングならできるのに、スピーキングになったとたん言葉が出てこない。
私の経験なのですが、これは、ただ単に英語を「話す」ことに慣れていないからです。

ライティングであれば瞬時に単語が出なくてもゆっくり考える時間がありますが、スピーキングの場合はゆっくり考える時間がなくすぐに話す必要があります。

大切なのはとにかく口に出すことです。
また、自信がないと声が小さくなってしまいがちですが、ここはがんばって大きな声を出してみましょう。
何を言っているのか聞こえなければ、伝わるものも伝わりません。
それに大きな声で話せば、「頑張って伝えようとしているんだな」と思ってもらえて、相手も理解しようとしてくれます。
どうしても言葉が出てこないときは、”well …” や “let’s see …”(日本語の「えっと…」)で時間を稼ぐのもありです。

英検1級保有者が教えるスピーキングの点数を上げる勉強上達法のまとめ

今回はスピーキングを上達させる4つの方法をご紹介しました。

・単語は意味だけでなく発音も覚える
・ニュース&洋画などで英語ならではの表現を身につける
・伝えたいことは最初にはっきりいう
・普段からじゃんじゃん英語を使っていく

この4つを少しずつでも続けていけば、海外に行かなくてもスピーキングが鍛えられるはずです!
そうはいってもやっぱり独学じゃ不安という方は、英会話教室に通ったり、スマホのアプリを使ったりしてみてもいいと思います。
オンライン英会話なら比較的安く始められますし、アプリなら無料のものもあります。
どちらにしても、継続すれば必ず成果は出てきます。
ネイティブみたいに話せなくても大丈夫なので、伝えることを意識して楽しく続けていきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

私は、色々なことに興味を持っており、経験の多さが様々なことに活きてくるなと思い日々勉強をしております。まだまだ未熟者なのですが、自分の能力を高めていき皆様に何かしら興味を持っていただけましたら幸いでございます。
新HSK6級を保有しているため、多少は中国語がわかります。 皆様に有益な情報をご提供していけますよう精進してまいります!!!