民政部が「2017年社会サービス発展統計官報」を発表。
その発表では、2017年の婚姻登記数は前年比で7%減少し、婚姻登記率は4年連続の減少となった。
中国の婚姻年齢は年々と遅くなっており、晩婚化が進んでいる。
この中国の晩婚化と少子化になることで高齢化社会に陥るという懸念がある。
日本はご存知の通り超高齢化社会となっており、様々な問題が考えられる。
日本は、全国民皆保険で保険と年金を支払っている。
特に年金に関しては、65歳になってからもらえる制度であるがこの制度自体もうおかしくなってしまっている。
大学を卒業して、65際になるまでに約40年ぐらい年金を払うことで65歳から死ぬまで年金がもらえるのである。
しかも支払った以上にもらえるのである。
今や超高齢化社会になってしまった以上、この年金受給額の年齢を引き上げるしか方法はないだろう。
今や医療技術が向上し、高齢者の寿命も伸びている。
しかもその分医療費までかかっている。
高齢者の医療費は1割負担でいいため、病院をカフェのような感覚で利用する高齢者も少なくない。
病院に行けば誰か知り合いに会えるからである。
日本の財政は本当に年々厳しいものがあるが、中国もこのままでは日本と同じ状況を迎えることになるであろう。
そんなリスクを避けるためにも今のうちから高齢者に向けての政策ではなく、若者に対する政策が重要である。
結婚・出産に対する補助などが必要なのである。
なぜなら、結婚しない理由は全く日本と同じで「お金がなくて結婚できない」「不動産価格が高すぎ」「結婚をするメリットがな」「自由に暮らしたい」などがあげられる。
また中国ならではの意見もあり、中国は一人っ子政策を実施してきた過去があり、子供を1人しか持つことを許されなかった。
そのため、今更子供を多く産めや結婚をしろと真逆な対応に不満を持つ人もいる。
世界が豊かになってきたため、結婚をするメリットを感じずに自分の自由や幸せだけで満足したり、格差が広がることによるお金がないことで結婚ができないといった問題に直面する国は多い。
日本も早くに対策を取らないともう取り返しがつかない状況になってくるであろう。
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