先進国にみられる問題は、高齢化社会になっているということです。
日本は世界でもトップの超高齢化社会となっており、今後の日本が危ぶまれています。
出生数も1.4人となっているため着実に人口減少が進んでいます。
日本の経済の先行きに不安を抱えていますが、これは海を渡って隣の国中国でも同じ現状です。
中国の60歳以上の高齢者数は2億4000万人を超えており、介護人員も少なくなってきていることから介護ロボットの需要が高まってきました。
中国以外でも世界的に介護ロボットが必要ということにはなっていますが、やはりまだロボットの技術が追いついておらずロボットだけに高齢者を任せることは不可能です。
しかし、ロボットの技術が発展していけばいずれは人の助けがいらない完璧な介護ロボットの完成もそう遠くはないのではないか。
そんな中国では、ロボット開発が盛んになっており、先日北京で行われた世界ロボット大会でも最新介護ロボットが大きな注目を浴びていた。
人の生活で必要なサポートは、まず高齢者の安全を確保すること。
食事サポート、入浴・トイレサポートがメインとなるだろう。
他にも高齢者の話し相手になったり、何か体に異変が起きたら病院に連絡がいくような健康面でのサポートなども必要になってくる。
現状の技術では、話し相手になったりというレベルではあるのだが、AIの導入によりここの問題が一気に解消されそうな話になっていた。
現在、完璧な介護ロボットの前に人間の力をサポートするロボットが利用されている。
介護をするにはどうしても力が必要となっているが今の若者は介護は給料が安く、拘束時間も長く、キツイ仕事であることから中々介護の仕事につきたがらない。
そのため、力がない女性だったり、元気な高齢者の方でも介護ができるように力をサポートしてくれるロボットが導入されている。
中国は技術開発も進んでおり、人口の4分の1を占めている高齢者をこれから支えていくためにも技術開発が急ピッチで進められていくことだろう。
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