大学院の卒業生は高学歴として海外では大企業に就職をする傾向があり、引く手数多であるため大学院卒業生が増加している。
しかし日本の大学院の修士・博士学位取得者が減少と海外の傾向と逆行しているのである。
文部科学省と科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)の統計資料で調査した国は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国と先進国のみの調査でその現状がわかった。
2008年と比べてみると日本は97%と3%減少している。
フランスや中国では、1.3〜1.5倍と大幅に伸びておりこの日本の逆転現象は何が理由なのであろうか。
一番は、就職口の多さである。
大学院を目指す人は、教授を目指していたり、企業の研究職につくのを目的とすることが多い。
将来的に教授になるのはかなりの狭い門で競争が激しいことから本当にその学問が好きではないと中々進もうとは思わない。
また企業の研究職も大学教授からの推薦で入ることが多いため、人気の研究室や大学が限られてくる。
さらに日本では文系の大学院卒業生は就職がない。
なぜなら文系の学生は、基本営業職につくことが多く、営業であればわざわざ大学院卒業生を取る必要もなく、気合いだったり、明るさだったり、コミュニケーションの方が重要で大学で学んだ知識があまり活かせないからである。
そして、0から営業マンに育てていくことを考えていることも多く、若い人の方が吸収力もあるため扱いやすいのである。
この就職口の問題から日本では大学院の進路を選ばないことが多い。
しかし、海外の場合は、MBAを取得する人も多い。
また大学院まで行って言語の勉強をすることで多言語話せるという強みもあったりする。
日本の文系大学院の場合、日本の大学で取得したMBAはあまり役に立たないと日本企業も考えていたり、日本人で多言語話せる人もほとんどいない。
英語だけに絞っても中々話せる人が多くはない。
このようなことから何かしら日本企業が文系大学院生に対してメリットを感じないと日本の学力低下につながっていってしまう。
もし文系の大学院に行きたい学生は、海外の大学院を目指して欲しい。
私が中国に留学していた時に海外から中国にMBAを取得しに留学に来ていた。
理由を聞くと中国ではMBAを取得しやすく学費もそこまで高くないそうだ。
さらにMBAの授業は英語で行われるため中国語を学ぶ必要もなく、英語が鍛えられる。
自分の頑張り次第では中国語も取得することは可能なため一石二鳥である。
またMBAも中国で取得したことになるが、中国のMBAの情報は日本企業も知らない。
知らないからといって日本企業も中国で取得したMBAの評価を低く見積もることはない。
なぜならもちろん英語のレベルは高いだろうし、ましてや中国語も話せる可能性もある。
さらに海外MBAということで日本の授業とは違うことが容易に想像でき、レベルを知らない分高いと思ってしまう。
このことから学費も安いし、物価も安いということで非常にオススメの留学先である。
時差も1時間のため、家族や友人と連絡を取るのも時間を調整する必要もない。
上記のことから是非中国への留学を目指してみては如何でしょうか。
もし、中国の大学院に留学するにはTOEFLの点数もある程度必要になるため勉強しなければいけないが、TOEFLは非常に難しいので独学よりもTOEFLの対策をしている教室に通った方がいい。
是非オススメのTOEFLの対策をしている教室は、「バークレーハウス」
のため一度HPをみてみることをオススメします。
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