その中を見ていくと中国とアメリカで上位を独占しており、今現在起きている貿易戦争の2カ国が世界No1の威信をかけての戦いだということがわかる。
中国といえば、世界の工場と呼ばれて低賃金で雇えることから世界の企業がたくさん集まってきていた。
そんな中で徐々に経済力をつけてきた中国は今や日本どころではなく、アメリカと対等に戦えるレベルまで到達している。
日本はアメリカ様には喧嘩を売ることなどできなく、アメリカ様の犬として資金を提供するしかないのだ。
日本の首相もアメリカの属国ではダメだということで必死に反論しようとしたがアメリカのうまい戦略で失脚していった人がほとんどである。
日本はアメリカに刃向かうことはできないのである。
少しでも歯向かえば、ロッキード事件などのように色々な問題をマスコミにバラされてしまい、失脚させられる。
さらには命まで奪われることもあり本当にアメリカのやり方は汚いのである。
そんな日本とは違い、中国はアメリカからNo1の座を奪い取ろうと虎視眈々と狙っているのが現状だ。
そんな中国の経済力を世界企業ランキングで見ていきましょう。

1〜9位までは中国とアメリカで占めており、やっと10位に日本が誇る世界企業であるトヨタがランクインしている。
次に日本企業が出てくるのは30位の三菱UFJファイナンシャルグループで37位にNTT、39位にソフトバンクグループ、45位に日本郵政とちょこちょこ出ているが、やはり中国には到底及ばない。
100位まで見てみても中国、アメリカの企業がたくさん連なっている。
そこで一つ考えてみてほしいのですが、世界企業ランキングと呼ばれているのでもちろん誰でも知っている超大手企業ばかりだと思うのが普通である。
例えば、上位10位まで見ていっても、バークシャハサウェイやJPモルガンチェースなどアメリカ企業では知っている企業である。
しかし、中国工商企業、中国建設銀行は聞いたことがありますか?
私は中国に住んでいたことがあるのでもちろん知っていますし、私も中国工商銀行に銀行口座を開設していました。
そう、中国企業は上位にランクインしていても日本の国民はほとんど知らない企業ばかりなのです。
つまり中国の企業は中国国内でかなり稼いでいるということ。
もちろん、日本にも支店はあったり世界中に支店はあるのですが、一番の稼ぎは圧倒的に中国国内だということ。
これが中国の経済力を物語っています。
またお金がある証拠として、ハリウッドにかなりの資金を注入していること。
ハリウッド映画のスポンサーが中国企業の名前が結構入ってきています。
ハリウッド映画というのは世界中の国民を洗脳できるモノとして有名ですが、そのハリウッドに中国企業が名乗りをあげています。
このように中国の力は絶大なものになってきているということ。
ファンビンビンさんの脱税容疑で判明したように中国の芸能人は日本の芸能人とは桁違いに稼いでいます。
バブル時の日本は世界を席巻していた
今は中国の時代となっていますが、実は日本もバブル時は今の中国と同じように世界を席巻していました。
それぐらい経済が発展していき、世界からお金が集まってきており、株価が爆上げで誰もが優雅な生活を送っていました。
そんな象徴として世界企業ランキングで日本の企業が上位を独占していたのです。

こんな時代があったことは今の若者は知らないでしょうが、本当に日本はかなり調子に乗っていました。
世界中で不動産を買いあさり、M&Aで世界の企業までも買収をしていました。
それが今では停滞した30年と呼ばれるようにいい時代は終わり、後退してしまっています。
中国は日本と同じようにいずれ中国の時代は終わるだとうという人が多くいます。
正直それは中国のことを全く理解しておらずに日本のしょぼい経済学者がそういっているのを真似して言っている人が多いです。
中国の習近平は本当に賢い政治家で、本当にしたたかです。
習近平はしっかりと日本のバブルを分析していて、同じ道は歩まないように政策をしています。
そのためアメリカに歯向かっても特段大丈夫ということでしょう。
もちろん、直近で見たら中国の経済に影響は出てくるのでどこかしらで譲歩せざるを得ないですが、中国はこの時に恨みを確実に覚えていますし、近い将来何かしらの策を講じてくる者と思います。
今のうちに中国語を覚えることを本気でオススメします。
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